心ときめくヨーロピアンエレガンスなクレイアート「Jasmine」です。
クレイの大きな魅力のひとつは、何といっても「自分の好きな色で作ることができる」でしょうか。
今日は「好きな色で作るって楽しい!」についてお話します。
目次
「ピンク」と言われて思い浮かべる色はどんな色ですか?
女性が好きな色の代表「ピンク」
「可愛らしいピンク」が好きな人、「落ち着いたピンク」が好きな人、「ビビットなピンク」が好きな人。
「ピンク」ひとつ とっても本当に色んな雰囲気がありますよね。
なので「自分の好きなピンク」は人それぞれ。
私の生徒様でご友人同士で一緒に通ってくださっているTさんとHさん。
Tさんは原色系が大好き!Hさんは渋めの色が大好き!
だから同じカリキュラム作品を作っても雰囲気がまるで違うんです(*^_^*)
これがまたクレイの魅力のひとつ「作り手が違うと同じ課題でも全く違うものが完成する」です。
Tさんの思い描くピンクは「鮮やかな綺麗なピンク」
Hさんの思い描くピンクは「渋くて落ち着いたピンク」
私はどちらかというとHさん側。
この記事のアイキャッチに使用している作品は、今年3月に行われた「花の3月」という公募展用に作ったものです。
この色味、春先にはあまりお目にかからないお色だと思います。
アンティークな雰囲気で、ちょっと暗いですからね。
でも、クレイフラワーは自分で色から作るので、作る季節は関係ありません(^^♪
これは色から作りだすクレイならではだと思います。
アーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーも大好きだけど...
私はアーティフィシャルフラワーもプリザーブドフラワーも大好きです。
特にアーティフィシャルフラワーは、最近は本当に本物のようですごいなぁと思いますし、
売り場に行くと見ているだけで時間を忘れて楽しくて...そして購入もします。
ただ、自分の思い描いた雰囲気のものを探すのは、ものすごい数があっても本当に大変...
「路線は合ってるんだけれど、もう少し濃い色の方がいいな...」
「もうちょっと小さい方がいいのだけれど...」
「花の形がもっとシンプルなのが好みなんだけれど...」
特にお値段に関しては「3輪買うとこんなにするの?!」なんて時にはものすごく迷います...
結果1時間以上悩んで、「クレイで作ればいっか...」ってなること、結構あります(^^ゞ
とはいえ、「作ればいっか...」となったとしても魔法のようにすぐ作れるわけではないので、
時間がかかってたまに失敗した~って思うこともあります( ;∀;)
クレイフラワーを始めてからは、いかに本物らしく作るかに日々没頭していますが、
でも気軽に楽しめるアーティフィシャルフラワーやプリザーブドフラワーも本当に魅力的だと思います。
今はスピードを求められる時代。
だから、クレイフラワーは忙しい方々からは敬遠されるかもしれません。
クレイフラワーは「すぐには完成しない」というデメリットがあるからです。
それでもすべてを「自分の好き」で満たせる喜びがあります
「手塩に掛ける」という言葉がありますが、クレイフラワーはまさにその言葉の通りのお花です。
ガーデニングで育てるお花も、土選びから肥料・水やり、剪定や鉢替えなど、手をかけてあげただけ綺麗なお花を咲かせてくれますが、その時の喜びはひとしおですよね。
クレイフラワーも同じ...
自分の好きな色を作りだすところから、微妙にカラークレイを混ぜ合わせ、自分の好みの色合いを調整していき、花びら一枚から手のひらで作っていきます。
そして丁寧に組み立てて...
そうして、好みの色の、好みの大きさの、好みの種類の花を作りあげていきます。
正直「大変」です。
でも、それでも時間をかけて作ったものは、ものすごく可愛くて...
色も大きさも、「まさにこれ!」で作れるので満足感は本当に高いものが完成します。
「手塩にかけた」世界で一つだけのお花は本当に本当に可愛いのです。
だからこそ、生徒様の希望に近い色の作品になるように、
色の配合の仕方や目安など、教室では私の経験を元に細かくお教えしています。
そして、作品の色味は「基本的に生徒様におまかせしています」
もちろん、アドバイスもさせていただきますし、作品の完成像を想像しながら一緒に案を出し合って作り上げて行きます。
でも、あくまで「主役は生徒様」(#^.^#)
その方らしい「好きな色で作る楽しさ」を実感してほしいと思っています。
「私の好きな色ってなかなかないのよね...」という悩みをお持ちでしたら、ぜひクレイクラフトを体験してみてくださいね。