心ときめくヨーロピアンエレガンスなクレイアート「Jasmine」です。
今日は、クレイフラワーが繋いでくれた素敵なご縁をご紹介させてくださいね。
その素敵なご縁とは、マクロ写真家Linoさんとのご縁です。
このパープルグラデーションの薔薇も、Linoさんからオーダーをいただいて作ったクレイローズなんです。
目次
Linoさんにしか撮れないマクロ写真の世界
私はLinoさんを知るまでマクロ写真の世界については全く知りませんでしたが、ご縁あってお会いして、その素晴らしさに鳥肌がたちました。
Linoさんはそんなマクロ写真の「しずくの世界」のパイオニア。
綿毛や羽毛などに雫を乗せて、摩訶不思議でものすごく美しい世界を創りだしている写真家さんです。
彼女にしか撮れない世界を次々と発表され、彼女に憧れてマクロ写真を撮り始める方が続々といらっしゃいます。
Linoさんの活躍の場は、主にインスタグラム。
その素晴らしい世界をまずはご覧ください。
今までにマクロ写真を見たことない方からしたら、いったい何がどうなっているのか??だと思います(^^ゞ
私も最初、その一人でした。
この幻想的な世界...
初めて見た時、言葉で表せない衝撃と感動に涙してしまいました。
ここに写っている「雫」は、本当に小さな小さな粒。
あのたんぽぽの、まあるい綿毛の中の「たった1個」を想像してみてください。
そこに、これだけの雫が乗っているのです!!
もはや神業ですよね。
それぞれのお写真からLinoさんのインスタギャラリーへ行けます。
ぜひ、他の世界も見てみてください。
クレイフラワーだからできること...でもクレイとわからないように作ることが目標
上にご紹介した3枚の写真。
写っている薔薇・紫陽花は私の作ったクレイフラワーです。
ただ、クレイフラワーといってもサイズは超ミニミニサイズ。
1枚目の写真のブーケはこちらの作品。
全体の大きさで5.5cm。
スマホと比較してみました。
サイズ感伝わりますでしょうか?
3枚目の紫陽花は、こちら
こちらは比較写真撮ってなかったのですが、直径10cm角くらいに100輪。
一つ一つ丁寧に彩色も施しました。
「クレイだからこそ可能なこのサイズ」
生花やプリザーブドフラワー、アーティフィシャルフラワーではまず難しいサイズです。
だからこそ、クレイの出番!という感じですね(#^.^#)
でも、マクロにするということは=拡大されるということ。
なので通常のお花作り以上に繊細に、丁寧に、拡大しても本物に見えるようにと、時間をかけて作っています。
正直なところ、作り終わるころにはへとへとです(^^;)
それでも、Linoさんからオーダーいただいたお花を作るときは至福の時間...
「クレイだからできること」にこんなにも挑戦させていただき、そして、制作している時には想像もつかない世界を見せていただける...
なんてなんて幸せなことでしょう...
そして、Linoさんのマクロをご覧になった方から、「本物のお花だと思った」とのご感想をいただくと、もう涙が出るほど嬉しいです!
Linoさんの世界、ぜひ堪能してください!
大変ありがたいことに、Linoさんのためにお作りした作品は、他にもたくさんあります。
その一部をご紹介させていただきます。
ミニミニガーベラ、ブルーローズ、グリーンとオレンジのローズブーケ、ピンクグラデーションローズです。
これらの作品がどんなマクロの世界へと華麗に転生しているのかを、ぜひLinoさんのギャラリーで探してみてくださいね(*^_^*)
クレイフラワーのご縁が教えてくれたこと、それは想いを込めた時間に感動は比例する
マクロ世界に映してもらうことを「華麗に転生」と書きましたが、私はLinoさんの世界にいる自分のクレイフラワーを見ると、「雫」という空間にみずみずしく生まれ変わっている感覚を覚えます。
新たに生命を与えてもらっているよう...(#^.^#)
Linoさんの描く世界は幻想的で、美しく、見るものすべてを魅了する不思議な力を持っています。
それは、Linoさんの技術やアイディアが素晴らしいのはもちろんのことですが、それだけではなくて、そこにはたくさんの彼女の想いが込められているからに他なりません。
この素晴らしい世界に自分のクレイフラワーがいる...
言葉では言い表せないほどの気持ちです。
クレイフラワーを始めた頃には想像もつかなかった世界へ私を連れて行ってくれます。
そしてLinoさんと私をつないでくださったLinoさんのご友人達や、凄すぎるLinoさんの写真仲間の方々との出逢い...
クレイが繋いでくれた、かけがえのない出逢いばかりです。
クレイ制作の作業は一人黙々と...
でもその先に、LinoさんやLinoさんの写真を見る方々の笑顔を想像すると、一人ではないと感じます。
今はスピードを求められる時代。
だからこうして手のかかるクレイは敬遠されがちかもしれません。
でも、「時間がかかるからこそ、たくさんの想いを込めることができる」
そして、だからこそLinoさんのマクロを見た時に胸にこみ上げるものもひとしお...
頑張った時間、想いを込めた時間に感動は比例する...
だから、もっともっと頑張れる...そうして私の毎日は続いています。
そして、今現在も、Linoさんからご依頼いただいているお花があります。
そのために、日々研鑽...
写真とクレイという違いはあれど、僭越ではありますが、同じクリエイターとして、創作の世界についてLinoさんと話し合うと、「そうそう、そうなの~!」とわかりあえる瞬間もまた嬉しくて...
クレイが私にくれたもの、目に見えないけれど、たくさんたくさん...です(^^♪